きょうの前川さん講演会の報告です。
⇩ 「日本国憲法の条文を実現することこそが先で、 改憲なんて論外だ」-。 20日、射水市旧小杉町のラポールで開いた前川喜平さん講演会で、 前川さんは言い切りました。「教育と憲法」が演題でした。 歯切れ良い発言が続き、 「最も大切なのは、個人の尊厳だ。 個人の上に国家を置くのは憲法ではない。 憲法に国民の義務はいらない。 教育に政治が介入してはならない」などと述べ、 たびたび拍手が起きました。 時にユーモアも交え、90分を大幅に超えての講演になりました。 感謝です。 個人の尊厳とは、他者の尊厳にも通じます。 「子どもにとっての最善の“理益”」 を大事にする「子どもの権利条約」の精神につながります。 前川喜平さん講演会実行委員会の主催、 県内の市民団体9団体で構成しました。 5人の託児もあり、親子室にも、何組かの親子が 熱心に聞き込んでいました。 会場に入れなかった人たち約100人が、 会場外のホワイエでモニターを見ながら聞き込みました。 会場は800人を超えていました。 スタッフとの交流会でも、熱弁は続き、 「教育行政に携わると、 貧しい人、弱い人たちが結構多いことを知ることになる。 行政はこんな人たちに光を注がなければならないのに、 今そうなっていない」、 「文科省の役人は今の政治を苦々しく思っている」 「若い人たちと対話することが必要だ。 10代から20代の若者は、安倍さんを支持している割合が高い。 ネトウヨ情報にハマっている。 「教育は、思考力・判断力・表現力を培うことが大事で、 ネトウヨ情報に惑わされないよう、あきらめずに接触を試み、 思考・判断・表現力がつくよう働きかけ続けるようにしてほしい」 「真面目に取り組む先生たちを励ましてほしい」などと呼び掛けました。 (D)
by kujokosugi
| 2018-05-20 23:30
| 報告いろいろ
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9条小杉HP
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